太田市美術館・図書館 ART MUSEUM & LIBRARY, OTA
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開館1周年記念 佐久市立近代美術館コレクション+「現代日本画へようこそ」

2018年5月3日(木・祝)~2018年6月10日(日)

インフォメーション

名称:開館1周年記念 佐久市立近代美術館コレクション+「現代日本画へようこそ」
会期:2018年5月3日(木・祝)〜6月10日(日)/34日間 
 ※前期(5/3~5/20:16日間)、後期(5/22~6/10:18日間)
 ※第2章は、平山郁夫と東山魁夷をのぞく作家は、前期・後期いずれかの展示となります。第1章と特別展示の展示替えはございません。
会場:太田市美術館・図書館 展示室1、2、3、スロープ
開催時間:午前10時~午後6時(ただし、入館は午後5時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開催し、翌日休館)
入場料:一般300(200)円 
※( )内は、本展有料券の観覧済半券をお持ちの方、20名以上の団体及び太田市美術館・図書館カード、ふらっと両毛 東武フリーパスをお持ちの方。65歳以上、高校生以下、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の交付者及びその付添人1人は無料。
※おおた家庭の日(毎月第1日曜日)は中学生以下の子ども同伴の家族無料。
主催:太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団
協力:佐久市立近代美術館、株式会社髙島屋、東武鉄道株式会社
後援:太田市教育委員会、太田商工会議所、群馬テレビ、株式会社エフエム群馬、エフエム太郎、NHK前橋放送局、上毛新聞社、朝日新聞社前橋総局、産経新聞前橋支局、東京新聞前橋支局、日本経済新聞社前橋支局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局

展覧会チラシ

展覧会予告映像

概要

太田市美術館・図書館では、開館1周年を記念して、平山郁夫《仏教伝来》をはじめ、国内有数の日本画コレクションを誇る佐久市立近代美術館所蔵の戦後以降現代までの名作・大作23点を太田ではじめてご紹介する、佐久市立近代美術館コレクション+(プラス)「現代日本画へようこそ」を開催いたします。
ともすれば日本画という言葉が想起する絵画のイメージは、歴史的・伝統的なものであり、わたしたちが生きる現代とは縁遠いと思われる方もいるかもしれません。しかし、政治・社会・文化が大きく変容した明治時代、西洋画に対する言葉として生まれた日本画は、作家たちが江戸時代以前の日本絵画のさまざまな技法・様式を折衷・統合、新しい時代の表現を模索する中で、絵画としての同時代性の獲得が目指されたきわめて現代的なものでした。
本展は、長野県の佐久市立近代美術館・油井一二記念館から、多数の作品をお借りして実施するものです。平山郁夫や東山魁夷をはじめとする日本画の歴史に名を残す大家から、これからの表現を切り拓く現代の作家まで、佐久市立近代美術館所蔵の戦後以降現代までの23作家の作品をご紹介します。さらに(プラスして)、市川裕司と内田あぐりが、当館のために新作・旧作を展示、現代の日本画の世界へと力強くいざないます。作家たちが歴史と現在を見つめながら切り拓いてきた、日本画の作品群をお楽しみください。

出品作家

市川裕司、内田あぐり、岡村桂三郎、奥村土牛、小倉遊亀、片岡球子、川崎小虎、郷倉和子、小嶋悠司、今野忠一、髙山辰雄、田中青坪、谷保玲奈、徳岡神泉、中村正義、樋笠数慶、東山魁夷、稗田一穂、平山郁夫、三谷十糸子、山本丘人、山本直彰、横山操(五十音順/23名)

作品リスト

作品リスト:現代日本画へようこそ

 展示構成

第1章.現代日本画の冒険者たち(展示室1)

現代の日本画を代表する作家たち5名の作品を、大作を中心に展示します。

出品作家:市川裕司、内田あぐり、岡村桂三郎、山本直彰、谷保玲奈(五十音順/5名)

第2章.現代日本画の先駆者たち(展示室2)

戦後の日本画を代表する、日本画表現の先駆者たちの作品を中心に紹介します。
※平山郁夫と東山魁夷をのぞき、前期・後期各2週間での展示替があります。

出品作家:奥村土牛、小倉遊亀、片岡球子、川崎小虎、郷倉和子、小嶋悠司、今野忠一、髙山辰雄、田中青坪、徳岡神泉、中村正義、東山魁夷、稗田一穂、樋笠数慶、平山郁夫、三谷十糸子、山本丘人、横山操(五十音順/18名)

前期【5/3~5/20:16日間】
片岡球子、川崎小虎、今野忠一、田中青坪、徳岡神泉、稗田一穂、東山魁夷、平山郁夫、山本丘人、横山操

後期【5/22~6/10:18日間】
奥村土牛、小倉遊亀、郷倉和子、小嶋悠司、高山辰雄、中村正義、東山魁夷、樋笠数慶、平山郁夫、三谷十糸子

特別展示[1]:市川裕司(スロープ)

日本画の技法を発展させ、空間を大きく変容させる市川裕司が、本展のための新作を制作、発表します。

出品作家:市川裕司

[参考作品]市川裕司《世界樹Ⅰ》2014年、作家蔵

特別展示[2]:内田あぐり(展示室3)

人物を主なモティーフとして、大胆なフォルムと色彩によって表現する内田あぐりが、本展のために新作・近作を再構成して展示します。

出品作家:内田あぐり

内田あぐり《河》2018年、作家蔵

出品作家インタビュー映像上映

本展では、展示室1の出品作家5名のインタビュー映像を、展示室1にて上映しています。
各作家のアトリエで、自作や作家としての歩みについて語っていただきました。
出演順とタイムテーブルは以下の通りです。ぜひご覧ください。

出演順(各13分程度/計65分程度)
1.市川裕司、2.内田あぐり、3.岡村桂三郎、4.谷保玲奈、5.山本直彰

タイムテーブル
①10時30分~11時35分頃
②12時00分~13時05分頃
③13時30分~14時35分頃
④15時00分~16時05分頃
⑤16時30分~17時35分頃

聞き手:小金沢智(太田市美術館・図書館)
撮影・制作:岡安賢一

2018年5月22日(火)より、YouTubeでも公開しています。
出品作家インタビュー①市川裕司
出品作家インタビュー②内田あぐり
出品作家インタビュー③岡村桂三郎
出品作家インタビュー④谷保玲奈
出品作家インタビュー⑤山本直彰

佐久市立近代美術館・油井一二記念館

佐久市立近代美術館・油井一二記念館は、駒場公園内にある、日本画・洋画・彫刻・工芸・書・現代美術など約3,300点余りを収蔵する公立美術館。佐久市出身の画商であり、のちに美術年鑑社を設立した油井一二(ゆい・いちじ/1909~1992)が50年余りにわたり収集した近現代日本美術作品を中心に、現代の日本絵画・工芸から海外の美術まで幅広く収集した小林恒一コレクションなど多彩なコレクションを有する。特に平山郁夫の代表作である《仏教伝来》(1959年)他、日本画のコレクションで知られる。1~3階までに5つの展示室があり、収蔵品展として展示替をしながら約100点のコレクションを展示、年1~2回はコレクション以外の特別企画展も開催している。
住所:〒385-0011 長野県佐久市猿久保35-5
https://www.city.saku.nagano.jp/museum/

関連イベント

(1)アーティストトーク

本展出品アーティストが本展出品作をはじめ自作についてお話しします。
出演:市川裕司、内田あぐり、岡村桂三郎、谷保玲奈
   ※山本直彰氏は都合により欠席となりました。
日時:2018年5月3日(木・祝) 午後2時~4時
会場:展覧会場
定員:なし

詳細はこちら

(2)アーティストワークショップ「変色で楽しむ、箔押しアート!」

本展出品作家の市川祐司が日本画の技法を体験するワークショップを行います。
講師:市川裕司
日時:2018年5月4日(金・祝) ①午前11時~12時、②午後1時~2時
会場:1階イベントスペース
定員:各回12名

詳細はこちら

(3)講演会

佐久市立近代美術館館長が、佐久市立近代美術館の所蔵の日本画コレクションについてお話しします。
講師:並木功(佐久市立近代美術館館長)
日時:2018年5月20日(日)午後2時~3時30分
会場:3階視聴覚ホール
定員:80名

詳細はこちら

(4)ギャラリートーク

本展担当学芸員が本展の作品や見どころについて解説します。
講師:本展担当学芸員
日時:2018年5月12日(土)、5月26日(土) 午後2時〜3時
会場:展覧会場
定員:なし

詳細はこちら

(5)こども鑑賞ツアー

展示作品をじっくり楽しんで鑑賞していく、小中学生を対象としたツアーを行います。
講師:本展担当学芸員
日時:2018年5月13日(日)、6月9日(土)午後2時~2時40分
会場:展覧会場
定員:なし

※参加費はいずれも無料です。(1)、(4)、(5)は、当日の時間になりましたら1階総合カウンター前へお集まりください(要観覧券)。(2)は、お申込方法の詳細を後日お知らせいたします。(3)は、当日午前10時より1階総合カウンターにて整理券をお配りします(先着80名)。

(6)追加イベント:アーティストトーク

本展出品アーティストの山本直彰氏が本展出品作をはじめ自作についてお話しします。
出演:山本直彰
日時:2018年6月3日(日) 午後2時~3時
会場:展覧会場
定員:なし

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カタログ

内容詳細および購入方法は、下記をご覧ください。

カタログ発売のお知らせ

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