太田市美術館・図書館 ART MUSEUM & LIBRARY, OTA
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太田の美術vol.2「生誕100年 飯塚小玕齋展―絵画から竹工芸の道へ―」

2019年2月2日(土)~2019年4月7日(日)

インフォメーション

名称 :太田の美術vol.2「生誕100年 飯塚小玕齋展―絵画から竹工芸の道へ―」
会場:太田市美術館・図書館 展示室1、2、3、スロープ
会期:2019(平成31)年2月2日(土)~4月7日(日)(56日間)
   会期中、作品・資料の展示替がございます。詳細はお問い合わせください。
   (前期:2月2日〜3月3日、後期:3月5日〜4月7日)。
開催時間:午前10時~午後6時(展示室への入場は午後5時30分まで)
休館日:月曜日(ただし、2月11日は祝休日のため開館し、翌日火曜日休館)
主催:太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団
協賛:株式会社SUBARU
協力:株式会社資生堂、河本工業株式会社、栃木県立美術館、東京藝術大学、東武鉄道株式会社、萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち前橋文学館、琅玕洞
後援:太田市教育委員会、太田商工会議所、群馬テレビ、株式会社 エフエム群馬、エフエム太郎、NHK前橋放送局、上毛新聞社、朝日新聞社前橋総局、産経新聞前橋支局、東京新聞前橋支局、光ネット株式会社、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局
観覧料:一般300(200)円
※( )内は、本展有料券の観覧済半券をお持ちの方、20名以上の団体及び太田市美術館・図書館カード、ふらっと両毛 東武フリーパスをお持ちの方。65歳以上、高校生以下、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の交付者及びその付添人1人は無料。おおた家庭の日(毎月第1日曜日)は中学生以下の子ども同伴の家族無料。

展覧会チラシ

概要

「竹は自然が最も美しいと思う」――飯塚小玕齋(1919-2004/本名:成年)は、竹という素材を尊重し、竹ならではの造形美を追求した竹工芸家です。1982(昭和57)年には、重要無形文化財「竹工芸」保持者(人間国宝)に認定され、「用の美」の理念のもと、作品を磨き上げました。群馬県太田市には、1981(昭和56)年、赤松の生い繁る金山の豊かな自然環境に惹かれ東京から転居、以降亡くなるまで当地に工房を構えています。父・琅玕齋から学んだ技術を現代的な感性で発展させた作品は、今日の竹工芸の基盤を形成したとも言われ、格調高く、洗練された美しさを有しています。
その小玕齋が、若かりし頃、画家を目指していたことはあまり知られていません。代々竹工芸を生業とする飯塚家の次男として生まれた小玕齋は、幼少期から竹に親しんできたものの、画家を志し東京美術学校油画科(現・東京藝術大学)に入学、画家・藤島武二の教室で、画業の研鑽に励みました。しかし、父から竹工芸を継承すべく修行をしていた長兄・幹雄が1943(昭和18)年に他界。戦後復員ののちは、画家を諦め、琅玕齋の指導のもと、竹工芸の道へ進むこととなります。竹工芸家としての初期の主な発表の場であった日展への出品作品は、竹を素材にしながらも、具象的・抽象的表現を取り入れた、絵画研究を下地とするものでした。ところが、竹という素材と向き合うなか、そのような鑑賞を主体とする作品ではなく、使用することを一義とした「用の美」の追求こそ本来の竹工芸の仕事ではないかと思い至ります。
飯塚小玕齋の生誕100年を記念して開催する本展では、非凡な画才を感じさせる中学校時代のスケッチから東京美術学校時代の卒業制作、そして竹工芸に絵画的な表現を取り入れていた時期の作品を経て、「用の美」へと至る晩年までの仕事を約30点の竹工芸作品と資料によって振り返ります。当初は自身の意に反しながらも絵画から竹工芸の道へと邁進し、挑むようにして素材と向き合い、工芸とは何か、美とは何かを真摯に問い続けた飯塚小玕齋の歩みをご覧ください。

 

展覧会構成と見どころ

1.学生時代から1970年代(展示室1)
中学校時代、東京美術学校時代のスケッチや油彩作品など、画家を目指していた頃の小玕齋の仕事を、指導を受けた画家・藤島武二の作品もまじえてご紹介します。また、戦後竹工芸の道に進み、絵画的表現を模索していた頃から、素材を活かした制作に移行するまでの時期(1950年代~1970年代)を、作品・資料によって展観します。
主な展示作品:学生時代のスケッチ、飯塚小玕齋の卒業制作(《K嬢像》1942年)、1950年代から1970年代の竹工芸作品、藤島武二の絵画作品

2.特別展示 萩原朔太郎「竹」(スロープ)
日本の近代詩を確立した群馬県出身の詩人・萩原朔太郎(1886-1942)の詩「竹」(『月に吠える』1917年)を館外から見えるスロープの壁面に展示し、飯塚小玕齋が追求した「竹の美しさ」を、竹工芸とは別の側面からご紹介します。
主な展示作品:萩原朔太郎「竹」

3.1980年代以降晩年まで(展示室2)
太田に居を構えてから、「用の美」を追求していく小玕齋の仕事をご紹介します。
主な展示作品:1980年代以降2000年代までの竹工芸作品

4.飯塚小玕齋と太田(展示室3)
飯塚小玕齋が太田市金山町に構えた自宅・工房を写真でご紹介するほか、制作の模様を写した映像資料をご覧いただきます。

関連イベント

(1)講演会:飯塚小玕齋の竹工芸を応援する (終了しました)
出演:山下裕二(美術史家、明治学院大学教授)、飯塚万里(飯塚小玕齋長女)
日時:2019年3月10日(日)午後3時~4時30分(2時30分開場)
会場:当館3階視聴覚ホール
定員:80名(事前申込制、先着)
詳細はこちら

(2)鼎談:弟子から見た飯塚小玕齋(終了しました)
出演:松本破風(竹工芸家)、武関翠篁(竹工芸家)、大木淑恵(竹工芸家)
日時:2019年3月30日(土)午後3時~4時30分(2時30分開場)
会場:当館3階視聴覚ホール
定員:80名(事前申込制、先着)
詳細はこちら

(3)ギャラリートーク (終了しました)
講師:担当学芸員
日時:2019年2月23日(土)、3月23日(土)午後2時~3時
会場:展覧会場
定員:なし

(4)こども鑑賞ツアー (終了しました)
講師:担当学芸員
日時:2019年2月3日(日)、3月3日(日)午後1時30分~2時
会場:展覧会場
対象:小中学生(保護者同伴可)
定員:なし

※参加費はいずれも無料です。(3)、(4)は、当日の時間になりましたら1階総合カウンター前へお集まりください(要観覧券)。(1)、(2)は、2月2日10時より「イベントお申込フォーム」からお申込を受け付けます。(先着80名。定員に達し次第、募集を終了します)。下記のイベント申し込みフォームから「①参加者氏名②電話番号③メールアドレス」を入力して送信してください。

(1)講演会:飯塚小玕齋の竹工芸を応援する
イベント申し込みフォームはこちら

(2)鼎談:弟子から見た飯塚小玕齋
イベント申し込みフォームはこちら

※お申込結果は、当館からはメールで返信します。「event_museum@artmuseumlibraryota.jp」が受信できるよう設定をお願いします。

カタログ

内容詳細および購入方法は、下記をご覧ください。

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