第3回市民ワークショップ開催記録(2015年11月28日)
2015 年11月28日(土)

1.主旨
太田市美術館・図書館の運営に対する市民参加について、具体的なイメージを形成していただくことを目的とし、オープニングイベントとして開催予定のライトアートフェスティバルを模擬体験することにより、市民による施設運営へのより主体的な参加の実現につなげます。
2.開催概要
みんなで北口をつかう〜みんなでつくる太田夜景〜
日時 :2015 年11月28日(土) 第1部 14:00〜16:00 第2部 16:30~18:30
場所 :駅なか文化館
参加人数 :25名
3.記録
第1部:座学、ワークショップ
株式会社ワコールアートセンター守屋慎一郎氏より、スマートイルミネーション横浜の開催経緯および2015年度の開催状況について説明していただきました。また、アーティスト髙橋匡太氏からは自身のアート作品や、特に多くの市民とともに作り上げる参加型のアートプロジェクトを紹介していただいた後に、参加者全員で「ひかりの実」の制作を行いました。
第2部:フィールドワーク
第1部のワークショップで制作した「ひかりの実」を駅前樹木に飾り付け、「ひか りのらくがき」を体験し、太田駅駅舎へ「宙(そら)」を投影して夜景の変化を実感していただいた後に、旧金山図書館のアートイルミネーションの見学を行いました。ファシリテーターは以下の通りです。
○全体進行 :守屋慎一郎(スパイラル/(株)ワコールアートセンター)
○「ひかりの実」飾り付け :髙橋匡太(アーティスト)
○「ひかりのらくがき」体験 :(株)中川ケミカル
○「宙(そら)」投影 :曽谷朝絵(アーティスト)
○旧金山図書館ライトアップ :髙橋匡太(アーティスト)、川口怜子(アーティスト)
「ひかりの実」制作
4つのグループに分かれて、1人2個ずつ「ひかりの実」を制作しました。各グループに経験者が配置されたことにより、作業がスムーズに進み、年齢を問わず楽しんでいただけました。
「ひかりの実」飾り付け
駅前の樹木に、参加者ひとり一人が自身で制作した「ひかりの実」を飾り付けました。 飾り付けを始めたときはまだ明るかったのですが、日が暮れるにつれ、イルミネーションが景色に映えるようになり、その変化も見ることができました。
「ひかりのらくがき」体験
最初はみなさん戸惑っている様子でしたが、ファシリテーターの声がけにより、それぞ れが思い思いの言葉や絵を描き、楽しまれていました。
「宙(そら)」投影
パソコンの接続に少々時間を要しましたが、駅前の雰囲気を一変させるアートイルミネ ーションに足を止める通行人もいて効果が感じられました。来年度開催が予定されている「ライトアートフェスティバル」では、より積極的にPRして、もっと多くの方に楽しんでいただきたいと思います。
旧金山図書館ライトアップ
徒歩で街なかを移動し、旧金山図書館のライトアップを見学しました。参加者から、“いつもよりずっと良い雰囲気の場所に見える”という声もあがり、大変好評でした。