本でつながるイベントvol.6世界のバリアフリー児童図書展-IBBY選定バリアフリー児童図書2023-
2024年10月8日(火)~2024年10月20日(日)
『2023 IBBY Selection of Outstanding Books for Young People with Disabilities』
インフォメーション
名称:世界のバリアフリー児童図書展-IBBY選定バリアフリー児童図書2023-
会期:令和6年10月8日(火)~10月20日(日)
会場:太田市美術館・図書館 2F展示室2
開催時間:午前10時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日:10月15日(火)
観覧料:無料
主催:太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団
共催:JBBY(一般社団法人日本国際児童図書評議会)
協力:群馬県立近代美術館 太田手話サークル ぐみの木会
概要
バリアフリー児童図書とは、すべての子どもたちが読書の楽しみを享受できるような特別な配慮を加えたり、障害の有無にかかわらず共に楽しめたり、障害について描かれている本です。IBBY(国際児童図書評議会)が2023年に選んだ世界22か国、15の言語からなるバリアフリー児童図書40作品を展示します。本展示会の図書は2つのカテゴリーに分かれています。
■カテゴリー1 誰もがアクセスできる本
このカテゴリーでは、点字、手話、大きな活字、言葉に頼らない方法(絵、写真、絵文字、音声など)を使った本や凹凸、型抜き、布、しかけなどが施されたさわる絵本など12作品を紹介します。またここでは知的障害、発達障害やニューロダイバーシティの若者たちにも読みやすい本も紹介します。
■カテゴリーⅡ 障害が描かれた本
このカテゴリーでは、障害が描かれた本を紹介します。子どもによくある病気やケガといった身体的問題については、障害として一生残る場合に限っています。あわせて、強迫性障害や統合失調症といった精神的な病気に関する本を28作品紹介します。
■日本からの選出作品
『わたしが障害者じゃなくなる日』 文:海老原宏美 絵:シライシケン 旬報社 2019 |
『仕事に行ってきます① クッキーづくりの仕事 洋美さんの1日』 文・絵:季刊『コトノネ』編集部 社会福祉法人埼玉福祉会 2018 |
『りんごだんだん』 文・写真:小川忠博 あすなろ書房 2020 |
■IBBYとは?
IBBY=International Board on Books for Young People(国際児童図書評議会)は、1953年に子どもの本を通して国際理解を広める目的で創設されました。現在は84の国と地域が加盟し、子どもと本を結ぶ活動に携わる人々の国際ネットワークになっています。
本展示会はIBBYの日本支部であるJBBY(日本国際児童図書評議会)の巡回展です。各地の開催スケジュールはJBBYホームページでご確認ください。
JBBYホームページ http://jbby.org/
関連イベント
<体験イベント1>
名 称: 「みんなで手話」
内 容: 太田手話サークルぐみの木会さんを招いて簡単な手話や指文字の教室を開催します。
日 時: 令和6年10月12日(土)10:30~11:30
会 場: 1F イベントスペース
申込み: 不要
みんなで手話HP:https://www.artmuseumlibraryota.jp/post_event/188397.html
<体験イベント2>
名 称: 「みて、さわって、かんじる ~赤のさわるコレクション~」
内 容: 群馬県立近代美術館よりお借りした「赤のさわるコレクション」を展示します。
みて、さわって、かんじたことを好きな言葉であらわしてみませんか?
日 時: 2024年10月8日(火)~10月20日(日)10:00~17:00 展示期間中、毎日開催(休館日は除く)
会 場: 2F 展示室2
申込み: 不要
赤のコレクションHP:https://www.artmuseumlibraryota.jp/post_event/188417.html
『赤のさわるコレクション』デザイン:齋藤名穂
展示会場予定(前回2022年10月の様子)