太田市美術館・図書館 ART MUSEUM & LIBRARY, OTA
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【アーカイブ】おおたの子どもたち美術展 & ひかりの実

2017年3月11日(土)〜3月26日(日)

    

一人ひとりが主役、子どもたちと作る展覧会

当館の理念である「創造的太田人」の育成を推進するため、太田市内の小・中・特別支援学校の協力のもと、児童の作品を展示しました。また、会期中に髙橋匡太による参加型アートプロジェクト「ひかりの実」を実施。色とりどりの笑顔を美術館・図書館に実らせました。


展覧会 Exhibition

(1)おおたの子どもたち美術展

展示室1

展示室1では、太田市内の小・中・特別支援学校から選出された児童の作品241点(絵画214点、立体27点)を展示しました。美術館の展示室という大きな空間を生かして、日常の子どもたちの豊かな造形表現を一挙に紹介することができました。


(2)「ひかりの実」アートプロジェクトひかりの実」アートプロジェクト

「ひかりの実」とは、アーティストの髙橋匡太氏が考案した参加型アートプロジェクトです。果実袋に子どもたちが「笑顔」を描き、LED電球とフルーツキャップ(果実を保護する緩衝材)を詰めて美術館・図書館の木々に実らせました。2,400人の「笑顔」が形作る幻想的な夜景は、見る人を温かな気持ちにさせました。

プロフィール Profile


髙橋 匡太(たかはし きょうた)

1970年京都生まれ。
1995年京都市芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。東京駅100周年記念ライトアップ、京都・二条城、十和田市現代美術館など、大規模な建築物のライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な映像と光の作品を創り出す。多くの人とともに作る「夢のたねプロジェクト」、「ひかりの実」、「ひかりの花畑」、「Glow with City Project」など大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。
キリンコンテンポラリーアワード’95最優秀作品賞(1995年)、京都府美術工芸新鋭選抜展2005最優秀賞(2005年)、五島記念文化賞美術新人賞(2005年)、グッドデザインアワード2005 環境デザイン部門(2005年)、京都府文化賞奨励賞(2008年)、京都市芸術新人賞(2010年)、DSA日本空間デザイン賞2015優秀賞(2015年)、照明学会照明普及賞(2017年)、照明学会照明デザイン賞 審査員特別賞(2018年)、第28回AACA賞 優秀賞受賞(2018年)、第28回AACA賞 30周年記念美術工芸賞(2018年)など、受賞多数。

敷地内・屋上テラス

太田市内の児童や、館内ワークショップ参加者が制作した「ひかりの実」およそ2,400個が、屋上や駐車場の樹木、シンボルツリーに灯され、色とりどりの個性豊かな光が美術館・図書館を包みました。「笑顔」が描かれた果実袋で、フルーツキャップと電池式のLED電球を包むことで、小さな光源から優しい光が広がりました。

 

 

イベントスペース

市内小学校27校の任意の学年の児童が描いた果実袋約2,270枚を撮影し、スライド形式のアニメーションを作成しました。イベントスペースでは常時、カラフルな「笑顔」が映し出されました。


関連イベント Related Events

髙橋匡太「ひかりの実」ワークショップ

【小学校ワークショップ】

(2回開催)

① 尾島小学校 2017年3月8日(水)

② 東小学校  2017年3月9日(木)

【館内ワークショップ】

髙橋匡太さんと一緒に「ひかりの実」をつくろう!

日 時:2017年3月11日(土) 13:00~17:00

場 所:イベントスペース

参加費:無料

 


概要 Overview

おおたの子どもたち美術展

会 期:2017年3月11日(土)〜3月26日(日)

会 場:太田市美術館・図書館 展示室1

主 催:太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団

共 催:太田市教育委員会

観覧料:無料

 

髙橋匡太「ひかりの実」アートプロジェクト

会 期:2017年3月11日(土)〜3月26日(日)

会 場:太田市美術館・図書館 イベントスペース、敷地内・屋上テラス

屋上観覧時間:平日(火~金) 午後5時~午後8時/土 午前10時~午後8時/日・祝  午前10時~午後6時

協 力:スパイラル/株式会社ワコールアートセンター

記録写真(※以外の写真):村上 美都

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