太田市美術館・図書館 ART MUSEUM & LIBRARY, OTA
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中村節也展―リンゴは卓上に、魚は水中に、家は地上に

2023年7月1日(土)〜2023年9月10日(日)

インフォメーション

名称:中村節也展―リンゴは卓上に、魚は水中に、家は地上に
会場:太田市美術館・図書館 展示室1、2
会期:2023年7月1日(土)〜9月10日(日)
開催時間:午前10時~午後6時(展示室への入場は午後5時30分まで)
休館日:月曜日(7月17日は祝日のため開館し、翌火曜日が休館)、7月25日、8月29日
観覧料:一般300(200)円 ※( )内は20名以上の団体および太田市美術館・図書館カード、ふらっと両毛 東武フリーパスをお持ちの方。高校生以下および65歳以上、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方とその付添人1人は無料。おおた家庭の日(第1日曜日)は中学生以下の子ども同伴のご家族無料。

主催:太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団
協力:アーツ前橋、邑楽町教育委員会

展覧会概要

大正から平成にかけて活躍した洋画家、中村節也(1905-1991) の画業を紹介する展覧会を開催いたします。
中村節也は明治38(1905)年に群馬県邑楽郡に生まれ、父の転勤で前橋市に転居。旧制の前橋中学で、東京美術学校図画師範科出身の曾根末次郎の指導を受け、大正13(1924)年、東京美術学校西洋画科本科に入学。岡田三郎助等に師事し、在学中の昭和2(1927)年、第14回二科展に《読書》で初入選、昭和4(1929)年の第4回1930年協会展では《裸婦と鳥籠》で奨励賞を受賞する等、活動初期から評価されてきました。昭和7(1932)年の第2回展から独立美術展を主な発表の場とする一方、高崎市を拠点として美術教育にたずさわり、群馬県美術会会長を務める等、群馬の文化芸術の振興に尽力しました。
中村は、自叙伝『絵は愛なり』(あさを社、1980年)に、「現世に生を得たものは必ず何人かの人や、物の世話になってはじめて存在し、生きられるもので、決して単独ではこの世に存在しないものである。リンゴは卓上に、魚は水中に、家は地上にある」と書き記しています。中村が描いた人物画、静物画、風景画には、こうした等価な関係性の美ともいうべきものが込められているようです。
本展では、初期から晩年までの作品とともに、スケッチや写真等の資料も展示します。

展示作品

《月見草》1934年 太田市蔵

 

《眠る湯釜》1956年
太田市蔵
《母子閑日》1933年
群馬県立高崎女子高等学校蔵

 

《雲》1963年 群馬県立近代美術館蔵

 

《古代布と現代の花》1990年 邑楽町教育委員会蔵

関連イベント

1、講演会「中村節也 画業と展望」

講師:染谷 滋(美術研究家、元群馬県立館林美術館館長)
日時:7月22日(土)午後2時~3時30分
会場:3階視聴覚ホール
定員:50名(事前申込制)
参加料:無料
申込:5月23日(火)午前10時より、当館ホームページの申込フォームにて先着順で受付します。

申込フォームはこちら ※受付は終了しました

※お申込された方は、当館から確認のメールが送信されます。
「event_museum@artmuseumlibraryota.jp」が受信できるよう設定をお願いします。

2、あかちゃんと楽しむ美術館

あかちゃんと保護者でゆったりと展覧会を鑑賞します。
日時:8月27日(日)午後1時30分~2時30分(1時20分受付開始)
会場:展覧会場
対象:3~12ヵ月のあかちゃんとその保護者(子どもは1名のみ、保護者は2名まで)
定員:5組
参加料:無料(要観覧券)
申込:当館ホームページの申込フォームからお申込ください。
締切:8月6日(日)
※定員を超えるお申込があった場合は抽選とし、開催の2週間前までに当落結果をご連絡します。

申込フォームはこちら ※受付は終了しました

※お申込された方は、当館から確認のメールが送信されます。
「event_museum@artmuseumlibraryota.jp」が受信できるよう設定をお願いします。

3、担当学芸員によるギャラリートーク

日時:7月29日(土)、8月20日(日)午後2時~2時30分
会場:展覧会場
定員: 10名
参加料:無料(要観覧券)
申込:不要。当日午後2時までに直接受付カウンターへお越しください。(先着順)

カタログ

本展公式図録は当館1階のカフェ&ショップ Coffee & Th!ngs Oh!にて販売中です。

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