太田市美術館・図書館 ART MUSEUM & LIBRARY, OTA
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シドニーオペラハウス共同事業「ジョイン・ザ・ドッツ」

2018年1月16日(火)~2018年1月21日(日)

太田市美術館・図書館では、オーストラリアのシドニーオペラハウスとの共同プロジェクトとして、太田とシドニーを結ぶアートワークショップ「ジョイン・ザ・ドッツ」を開催します。
本プロジェクトは日本初公開。太田からシドニーに、シドニーから太田に、お互いにアーティストを派遣、それぞれの会場に設置された大きな壁に、2人のアーティストと現地の子どもたちで一緒に絵を描くとともに、インターネットで両会場を結び、リアルタイムで交流を行います。
ワークショップの参加者は約900名の子どもたちを予定。市内小学校への協力を呼び掛け、抽選によって選ばれた6校の約600名の児童が参加します。同時に、300名の一般公募も呼びかけ多くの子どもたちに体験してもらいます。
アートにふれながら、世界と交流する。子どもたちの豊かな感性を育む、特別なワークショップです。

インフォメーション

名称  :JOIN THE DOTS(ジョイン・ザ・ドッツ)
開催日 :①平成30年1月16日(火)~1月19日(金)(4日間)市内小学校 
     ②1月20日(土)、1月21日(日) 一般公募者      
時間  :10:30/11:30/12:30/13:30/14:30(各日5回、各回40分)
会場  :太田市美術館・図書館 3階視聴覚ホール
主催  :太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団、シドニーオペラハウス
協賛  :株式会社SUBARU
助成  :豪日交流基金(オーストラリア政府外務貿易省)、国際交流基金
後援  :太田市教育委員会、オーストラリア大使館
協力  :学校法人太田国際学園 ぐんま国際アカデミー(GKA)、シドニーフェスティバル
企画協力:アーツピープル、スパイラル/株式会社ワコールアートセンター、一般社団法人ハイウッド

チラシ(ジョイン・ザ・ドッツ)

ワークショップのイメージ

太田市とシドニーオペラハウスの会場をインターネットでつなぐことで、お互いの状況が見える環境を構築。会場前方の壁の前に子供達とパフォーマー、アーティストは会場後方で全体を俯瞰します。
最初は、子供が壁に指で線を描くと、アーティストがその動きに合わせて映像を投影し、子供がさも書いたように線が現れます。スクリーン上の動きに合わせて、子供達がさらに自由に絵を描いていき、パフォーマーは、模範の動きを子供達に見せながら、参加を促します。 三者が慣れてくると、例えば絵の中の人間に対して子供達がパンチをして、それに合わせてアーティストが絵を動かすことで、「ピンポン」などの簡単なゲームができるような仕掛けも可能となります。

プロフィール

プログラムコーディネーター フランク・ニューマン
シドニーオペラハウスでクリエイティブ・ラーニング・スペシャリストとして活動。それ以前は、テラピン・パペット・シアターのアーティスティック・ディレクターを務め、オーストラリア国内外を巡回、ヘルプマン賞を受賞した。他にアッシュフィールド・ユース・シアターを設立するなど、劇団や劇場での子どもを対象とした活動に、20年以上従事している。
アーティスト(太田会場) ジャッキー・ストックデール
オーストラリアでもっとも重要なコンテンポラリー・アーティストの一人で、2007年以降はオーストラリア国内外で作品を発表している。舞台芸術写真やペインティング、ドローイングやコラージュを用い、ユーモアにあふれ、マジカルでシンボリックなイメージの作品で有名。
文化やフォークロア(民族)を背景とした人々のアイデンティティを追求する作品と展開。
パフォーマー(太田会場) アリソン・ベネット
仏・パリの「Jacques Lecoq International School of Theatre」にて演劇を学び、2013年に劇団「Hurrah Hurrah」を創立、アーティスティック・ディレクターとして活動を始める。アデレードとシドニーにて、劇団の新作「TRADE」を発表し、好評を得る。さらにオーストラリア国立演劇学院で講師としての活動にも従事、教育者としても演劇界に影響を与えている。
アーティスト(シドニー会場) 高橋信雅(たかはし・のぶまさ)
1973年神奈川県生まれ。鬼ヶ島と東京を拠点に絵描きとして国内外で活動。美術館や商業施設の壁画から、マイクロソフト、コンバース、ワコール、ポカリスエットなどの広告まで幅広く手がける一方、作家として個人的な作品も発表する。線描による表現は、日本では「洋」を海外では「和」を感じさせる独自の世界観を生み出している。
パフォーマー(シドニー会場) 鈴木優理子(すずき・ゆりこ)
太田市近郊出身。コンテンポラリーダンサー。幼少期は太田市のバレエ教室に通う日々を送る。日本大学芸術学部卒業。オーストリアのSalzburg Experimental Academy of Dance (SEAD)にて修行。2012年横浜ダンスコレクションEX2012審査員賞受賞。トヨタコレオグラフィーアワード2012ファイナリスト。これまで、国内外の様々な場所で作品を上演。身体と思考の関係に興味を持ち、日頃の疑問をダンス作品に立ち上げる事を試みている。菅居理枝子バレエアカデミーでコンテンポラリーダンス講師としても活動している。
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