太田市美術館・図書館 ART MUSEUM & LIBRARY, OTA
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太田の美術vol.1「生誕90年 正田壤 芸術は遊びの極致」

2018年2月2日(金)~2018年4月8日(日)

インフォメーション

名 称 :太田の美術vol.1「生誕90年 正田壤 芸術は遊びの極致」
会 期 :2018年2月2日(金)〜4月8日(日)/57日間
会 場 :太田市美術館・図書館 展示室1、2、3、スロープ
開催時間:午前10時~午後6時(ただし、入館は午後5時30分まで)
休館日 :月曜日(祝日の場合は開催し、翌日休館)
入場料 :一般300(200)円 
    ※( )内は20名以上の団体及び太田市美術館・図書館カード、ふらっと両毛 東武フリーパスをお持ちの方。
    ※ 65歳以上、高校生以下、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の交付者及びその付添人1人は無料。
      おおた家庭の日(毎月第1日曜日)は中学生以下の子ども同伴の家族無料。
主 催 :太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団
後 援 :太田市教育委員会、太田商工会議所、群馬テレビ、株式会社エフエム群馬、エフエム太郎、NHK前橋放送局、
     上毛新聞社
協 力 :株式会社福音館書店、東武鉄道株式会社

展覧会チラシ

概要

「画家は見えないものを描いてみせることが仕事だし、絵は作者の願望を表出するものであり、根源的には死に対抗する人間のもがきだと思っている」
正田壤「自作を語る」『正田壤 画文集 画業50周年記念』アップ、1995年)より

人物、昆虫、動物などを独自のフォルムとマチエール(絵肌)によって描き出し、ユニークかつ物語性あふれる世界を表現し続けた太田出身の洋画家・正田壤(1928-2016)。正田の生誕90年にあたる2018年、太田市美術館・図書館では、初期作品から晩年までの約50点によって生涯をたどる回顧展を開催します。
本展では、代表作のほか、スタイルを確立するまでの実験性をともなった初期作品や日々の研鑽のなかでなされた素描、絵本『まっかっかなむすめがまどからのぞいている』(編:木乃美光、福音館書店、1973年)原画全17点などを、正田二郎、福田貂太郎、松本忠義、山口薫らの作品もまじえて展観します。自らの作品を「国籍不明、性別不明」と称し、「観ている人に、自由に物語を作ってもらいたい」と語る正田壤の生きいきとした作品をお楽しみください。

作家紹介

正田 壤(しょうだ・じょう)


正田壤肖像、1993年、撮影:藤重朋紀
洋画家。1928年3月7日、群馬県新田郡綿打村大字花香塚(現・群馬県太田市新田花香塚町)生まれ。1945年、太田中学校(現・群馬県立太田高等学校)卒業後、東京美術学校を受験するが失敗、代用教員をしながら画家を目指す。その過程で、(叔父の)正田二郎、福田貂太郎、松本忠義、山口薫ら郷土の画家に学ぶ。
1952年、第2回モダンアート展初入選。以降、モダンアート展を主な発表場所として制作を続ける。1962年、第12回モダンアート展にて会員推挙。1964年、第6回群馬モダンアート展出品作品で、人物、昆虫、動物などを独自のフォルムとマティエールで描き出す作風に変化、亡くなるまでの約50年にわたり独自の様式を探求。1967年、第4回国際青年美術家展ストラレム優秀賞第1席。1993年、群馬県美術協会会長就任。1995年、群馬県芸術文化功労章。1997年、地域文化功労者文部大臣表彰。1999年、勳五等瑞宝章受章。2005年、太田市民文化功労章受賞。2011年、「やさしきもの達への賛歌 正田壤展」(高崎市美術館)開催。2016年12月4日、死去。享年88。

 


正田壤アトリエ、2017年、撮影:吉江淳

展覧会構成と見どころ

1.自由な物語の世界へ(展示室1)
正田壤がスタイルを確立した1960年代半ばの作品から2013年の絶筆までの大作を中心に展示し、正田の描いた自由な物語の世界をご覧いただきます。


正田壤《虫(ダナエ)》1965年、群馬県立近代美術館蔵

正田壤《風の子》1982年、太田市立新田図書館蔵

2.絵本原画『まっかっかなむすめがまどからのぞいている』(スロープ)
編:木乃美光、画:正田壤による世界各国のなぞなぞをモティーフにした絵本『まっかっかなむすめがまどからのぞいている』(福音館書店、1973年12月)の原画全17点を、なぞなぞとともに展示します。

編者の木乃実光(1928-2012)は、東京生まれの児童文学作家、絵本作家、クイズ作家、漫画家。木乃美光名義ののち、このみひかる名義で活動。なぞなぞやクイズを題材にした作品で知られ、代表作に『ぴょこたん』シリーズがある。本書は、木乃実が世界各地のなぞなぞを集めたもので、正田が絵を寄せている。
編:木乃美光、画:正田壤による世界各国のなぞなぞをモティーフにした絵本『まっかっかなむすめがまどからのぞいている』(福音館書店、1973年12月)

3.正田壤の横顔(展示室2)
正田壤がスタイルを確立するまでの初期の油彩や素描、各種資料、さらに正田が絵画を学んだ正田二郎、福田貂太郎、松本忠義、山口薫ら郷土の画家の作品も展観することで、正田壤の知られざる側面——横顔をご覧いただきます。


正田壤《十字架 63-2》1963年、新田安紀芳蔵

4.正田壌と太田(展示室3)
太田市新田文化会館の緞帳をはじめとして、太田市内には各所に正田壤の作品が収蔵、展示されており、広く親しまれています。それら市内で展示されている正田壤作品や、新田花香塚町のアトリエの記録写真、そして正田壤の現在確認できる最初期の作品と考えられる、太田中学校時代の水彩・素描作品5点などを展示します。


太田市新田文化会館・総合体育館エアリスホール・エアリスアリーナ緞帳、撮影:吉江淳
 
原画:正田壤《虹》1996年

関連イベント

(1)講演会「正田壤とクワガタと」
 モダンアート協会を通して約30年の親交のあった森竹巳氏が、作品や人となりについてお話しします。
 講 師:森竹巳(モダンアート協会会員、女子美術大学非常勤講師)
 日 時:2018年3月3日(土)午後2時~3時30分
 会 場:3階視聴覚ホール
 定 員:80名

(2)ギャラリートーク
 本展担当学芸員が本展の作品や見どころについて展示室で解説します。
 日 時:2018年2月10日(土)、3月10日(土)、4月7日(土)各午後2時~3時
 会 場:展覧会場

(3)つながる鑑賞会
 展示作品をじっくり楽しんで鑑賞していく、小・中学生を対象としたツアーです。
 日 時:2018年2月24日(土)、3月24日(土)各午後2時~2時40分
 会 場:展覧会場

※参加費はいずれも無料です。(1)は、当日10時より1階総合カウンターにて整理券をお配りします(先着80名)。(2)、(3)は、当日の時間になりましたら1階総合カウンター前へお集まりください(要観覧券)。

カタログ

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